一角獣は夜に啼く

ただの日記です。

思ってることとか考えたこととか適当に書きます。 まじめな話は 「ひだまりソケットは壊れない」 に書いています。

【微妙にバレあり】 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版: Q』 3 回目見てきた

見てきた。 3 回目。 『破』 のときも 3 回劇場に足を運んだので観に行きたくなる度は同じぐらいなのかな。 しかし 『破』 の場合は友達が 「『サマー・ウォーズ』 観に行こうぜ」 って誘ってきて、正直 『サマー・ウォーズ』 は自分に合わないのわかってたのであまり行きたくなかったんだけどしつこく誘ってくるので 「じゃあ 『破』 も見るならいってやってもいいぜ」 みたいなノリで 3 回目を観に行ったので、『破』 と比べると 『Q』 の方が見たくなる度高いかもしれない。 ちなみに 『サマー・ウォーズ』 は開始 2 分ぐらいで 「うわ、これ 『破』 と交換条件でも見るべきじゃなかった」 って思うぐらいには自分に合わなかった。 はっ、なんかすごくどうでもいいこと書いてしまった。

それで 『Q』 の話。 1 回目は事前情報とかネタバレとか一切見ずに行ったので完全にシンジくん目線で見ていて、前半は 「えっ、えっ」 って気持ちになったし後半は本当につらい気持ちになった。 見終わった後は 「よくわかってない部分が多いしまた見たいけど、しばらくはいいかな」 って気持ちになってた。

でも 1 回目を見た後一晩寝たら、なんかこう無性にカヲルくんに会いたい気持ちになって、次の日に 2 回目を観に行った。 2 回目もわりとシンジくんに感情移入してみてて、なおかつメタ視点的に 「カヲルくんのシンジに対する態度って、なんか最近はやりの洗脳的なあれっぽい気がするなー」 とか思ったりした。 シンジくん目線だと、カヲルくんは本当に救いをもたらしてくれる存在なんだけど、「人が弱っているところに手を差し伸べるあたり、いかにも怪しい」 って感じがぬぐえなかった。

カヲルくんとシンジくんのことしか書いてないけど、まあそんな感じ。

で、3 回目。 3 回目は全然シンジくんに視点にならなくて、逆に画や音の細部に気を使いながら見れたと思う。 冒頭の宇宙のシーンでマリが歌ってるところで既に感動してしまったりしてた。 なんでかはわからん。 まあ坂本真綾さんの歌は素晴らしいってことだと思う。

そうそう、声といえばトウジ妹。 トウジのしゃべり方 (関西弁?) ってわりと独特な感じだと思うんだけど、トウジ妹もトウジのイントネーションをなぞってる感じがしてすごく良かった。 沢城みゆきさんよいよね。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 記録集』 の沢城みゆきさんのインタビューでも関西弁に触れられてて、普通の関西弁を求められてもこたえられるように、ってトウジ的関西弁だけじゃなくて普通の関西弁も練習してたせいで逆に訛りが抜けなくて録り直しになったこともある、って話もあった。 面白い。

カヲルくんが登場してからはどっちかというとカヲルくん視点で見てた。 2 回目までは 「カヲルくんの行動怪しいよなー」 って思いながら見てたわけだけど、カヲルくん視点になると全然そんなことはなくて、本当に純粋にシンジくん大好きって感じがよくわかった。 視点を変えれば人の行動に関する意味付けもやっぱり変わってくるよなー、とかなんとか、そんなことをぐだぐだ考えたりした。 最後にカヲルくんがシンジに 「縁が君を導くだろう」 的なことを言い残すあたり、シンジ視点だとシンジくんの台詞通り、本当に 「カヲルくんが何を言っているのかわからないよ」 って気持ちになるんだけど、カヲル視点だとシンジくんのことを思って出た言葉だよなー、って思ったり。 あそこらへん視点を変えながら何回も見たい気分だ。

全体的な話としては、上で言ったとおり音とか画とかの細部に目がいくわけだけど、人やエヴァの動きが印象的だった 『破』 と比べると風景とか抽象的な表現が印象に残った。 『破』 においては、例えば第 8 使徒戦でエヴァが走るシーンとか、海洋生態系保存研究機構でレイに味噌汁を渡すためにシンジが立ち上がる動きとか、動きに関して好きな箇所が多いのだけど、一方 『Q』 では巨大レイの亡骸 (?) とか、シンジとカヲルが 2 人で見た星空とか、サードインパクト後の世界の様子とか、連弾の時の譜面を背景にした画面とか、風景や抽象表現みたいなのが印象に残るなー、と思った。 音楽に関しては、『破』 のときは 「今日の日はさようなら」 とかミサトさんが加持さんと話をしてた居酒屋で流れてた歌謡曲とか、そういうのが違和感っぽい感じで (鷺巣さんの音楽以上に) 印象に残ってしまったのだけど、『Q』 ではそういうのがなくて、鷺巣さんの曲をじっくり味わうことができる。 シンジとカヲルがピアノの連弾をするということもあって、ピアノ曲が多い印象。 あと合唱も多い気がした。

音も画もよく作りこまれているし、展開も速くなくて落ち着いていて、全体的に良い映画だと思う。

Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0

Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0"YOU CAN(NOT)REDO.

今サントラを聞いてるのだけど、サントラのボーナストラックとして予告の音楽に合唱がついたものが収録されてた。 おお。 あと連弾の曲のオーケストラバージョンも収録されてたりと、ボーナストラックがいくつかあって嬉しい限り。 連弾の曲のオーケストラバージョンも良いなー。