『白熱日本酒教室』 を読んで日本酒について学んだ
「『白熱日本酒教室』 気になります」 って言ってたら 「布教用にあげるー」 って頂いちゃいました。 ありがとうございます!
- 作者: 杉村啓,アザミユウコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/26
- メディア: 新書
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この本は、日本酒に詳しくない人向けで、
といった日本酒の基本的なところから、日本酒の製法や飲み方、保存方法、新しい日本酒と出会う方法などが書かれています。
私にとって日本酒は料理に使うもので、たまにお店で飲むこともある、というぐらいのもので全然詳しくなかったのですが、日本酒のことをいろいろ知ることができて良かったです。 今後いろいろ飲んでみたいなーという気になりました!
勉強になったことメモ
なるほどなー、と思うことだらけでしたが、特に参考になったことを書いておきます。
- 精米歩合の数値が大きい *1 方が複雑な味わい (主に旨みが増える) で、小さい方が繊細な香りがする傾向にある。
- 味の優劣は付けづらいが、値段的には精米歩合の数値の小さい方が高くなる。
- 醸造アルコールが添加されているものはすっきりと口当たりが良くなる傾向。
- 普通酒だからといって (特定名称酒と比べて) 味が劣るとは限らないが、最初に飲むお酒としては特定名称酒の方がオススメ。 (わかりやすくおいしい)
- 製法の違いが味に与える影響は大きい。
- 生酒はフレッシュな酸味や華やかな香り、火入れは落ち着いた、穏やかでやわらかな口当たりで香りや酸味も突出していないものが多い。
- 生酛や山廃は濃厚で旨みや酸味が強いものに、速醸はすっきりした味わいや繊細な味わいのものが多い。
- 悪酔いしないためにはお酒と一緒に水を飲むことが大事。
- アルコールの分解に水が必要らしい。 二日酔いだと思われてる症状も脱水症状であることもあるとか。
- 一般的なお酒の強さだと 1 晩で 2 合ぐらいがちょうどいい量らしい。
- 日本酒は様々な温度で楽しめる。
- 料理との組み合わせもいろいろある。
おわり
日本酒と一口に言ってもいろいろなものがあって好みのものを探すのが難しそうですが、本書を読めば少しは好みのものを探しやすくなりそうです! 自分好みをお酒を探していきましょー。
ちなみにうちで使ってる料理酒は 「花美蔵 純米料理酒」 ってやつです。 料理酒を比べたことがないのでわかんないですが、扱いやすくて美味しい良い料理酒だと思います。
- 出版社/メーカー: 白扇酒造株式会社
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*1:あまりお米を磨いていない