面倒くさくないように行動を設計する
自分自身の行動の話。
例えば、「電車で通勤するときに本を読もう」 と決めていたとする。 普段はリュックを使っているので、リュックから本を出すためにはリュックを下ろして、チャックを開けて、本を取り出して、チャックを閉める、という流れになる。 これは面倒くさい。 大体電車に乗るときはリュックは下ろすのでそこはまだいいとして、チャックの開け閉めが面倒くさい。
面倒くさくなって本を読む回数が減ってしまう。
最近はリュックとは別に本を持ち運ぶためだけ (というわけではないが) のトートバッグを使っている。 常に口は空いているので、手元のトートバッグから本を取り出すだけで読み始めることができる。 「面倒くさい」 と思うことがないように自分の行動を設計するというのも大事なんじゃなかろうか。
ほんの些細なことが面倒くささを感じさせて行動を阻害する、ということはよくあると思う。 Web やモバイルアプリと言った UI の部分の設計でもこういうことは言えて、たった 1 クリック、たった 1 タップがユーザー行動を変えてしまうということも多いだろう。 多分。 専門家じゃないのでわからないけど。
追記
という話を書いてたら mactkg 氏から 「インタラクションコストとアプローチャビリティ」 の話を紹介してもらった。 まさしくって感じだ。
そんなことを学生時代の恩師が書いてます。 https://t.co/TTBpZ9tf44
— 確定申告 (@mactkg) 2018年2月24日